2016年2月21日日曜日

学生紹介:山崎萌花(修士一年)

GEIDAI ANIMATION 07 YELLで作品を上映する学生を、1日2名ずつ紹介していきます!

14人目は「腕の多い男」を制作した山崎萌花さんです。

Q 自己紹介をお願いします。
山崎萌花です。切り絵のストップモーションを制作しています。鉱物標本収集とインディーズゲーム収集が趣味です。


Twitter : @yassssssssssan

Q 作品を作ったきっかけは何ですか?
大学に入ってから4年間、毎日の日課のようになっていたのがSNSのチェックでした。その中で人と話す頻度が増え、実際に外に出て面と向かって話すということがどんどん少なくなっていってしまって人肌恋しくなってた時期があって…
大学4年のその頃には逆にSNS上でのやり取りにも疲れてしまって、若干引きこもり状態になってアニメーションを作っていました。そういったことが制作の前にもやもや思い出されて、気づけばこの作品を制作し始めてました。

Q 手法と制作プロセスを教えてください。
まず紙に鉛筆で作画をして、それを一枚一枚切り絵として切り抜いていきます。
作画したのと同じ枚数を切ったら、マルチプレーン上でストップモーションとして撮影していきました。
絵コンテも描いていたのですが、制作途中かなりの回数を描き直し、それでも納得がいかず結局あまり使われませんでした。


Q 影響を受けた作品などはありますか? 
色々ありますが、Priit PÄRNさんの「Divers In The Rain(雨のなかのダイバー)」からは大きな影響を受けているように感じます。あとは今までプレイしたたくさんのゲーム作品や短編の映像作品からも。



Q 制作の合間にしていた気分転換は何ですか?
ほぼゲームです!コンビニで買ったおやつを食べながら買い貯めたゲームを消費してました。
半ばメディアアートのようなゲーム作品をプレイして一つの作品を鑑賞するような気持ちでいたり、逆に頭をからっぽにしたくて対戦型のゲームをプレイしたりもしていました。



Q 本専攻で一年を過ごした感想は?
人間やっぱり横になって寝ないとだめだなぁという気持ちになりました。

Q アニメーション以外で、今後挑戦してみたいことはありますか?
上にも少し書きましたが、短編のインディーズゲームを作ってみたいです。

Q 今あなたが一番“YELL(叫び)”したいことは何ですか?
砂漠に行きたいな〜〜〜〜!!!


ありがとうございました!
山崎萌花さんの作品「腕の多い男」は、プログラム「一年次作品 2016」にて上映いたします。「一年次作品 2016」は、3月5日から3日間、横浜の馬車道校舎で上映となっています。また、3月12日から一週間、渋谷のユーロスペースでも上映予定です。お楽しみに!

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