28人目は「夏の女神の口の中」を制作した刘新新〈リュウ・シンシン〉さんです。
Q 自己紹介をお願いします。
これを御読みしているみんな様、こんにちは!「夏の女神の口の中」という作品を制作した劉新新です。出身は中国の大連です。学部時代は、中国美術学院アニメーション学科で勉強してました。今藝大アニメーション専攻修士二年生です。宜しくお願い致します!
Q 作品を作ったきっかけは何ですか?
企画の初期はどのテーマにするのか具体的に考えていないですが、群像劇に興味がありますので、様々な人間模様を表現できる作品を作ろうと思っていました。そして様々な人間模様を持った人々が集まる場所を考えて、出身都市である大連の海水浴場を作品の舞台として決めました。大連の海水浴場は中国で有名なので、子供時代は、夏になると、家族と一緒によく海水浴場へ遊びに行って、そこで作られた思い出はとても懐かしく思っています。ですから今回は混み合う海水浴場で短くて楽しい時間を過ぎることを作品しました!
Q 手法と制作プロセスを教えてください。
手法:手描き、アクリル絵の具、コラージュ、刺繍
プロセス:
動きをデジタルで書く>印刷>色塗り>スキャン>画像を切り抜く>編集、という感じです。
Q 影響を受けた作品などはありますか?
ジャック・タチの映画作品、『プレイタイム』、『僕の伯父さん』など
『グランド・ブダペスト・ホテル』、ヴィム・ヴェンダースの『ベルリン・天使の詩 』
『タンゴ』など
Q 制作の合間にしていた気分転換は何ですか?
料理を作ったり、映画を観たり、友達とFacetimeしたりするなど
Q 在学中にやり残したことはありますか?
修了作品の制作期間には、よく学校で泊まっていました。朝5時、6時まだ寝ていない時が多くて、その時よくトイレの窓から日の出を見ていました。とても美しかったです!でも学校で日の入りをまだ見たことがないです。
Q アニメーション以外で、今後挑戦してみたいことはありますか?
今回の作品には、ディスコ歌があるので、その歌の歌詞を書いてみました。とても面白い体験だと思います。今後は歌を作ることを挑戦したいです!
もう一つは、スカイダイビングです。
Q 今あなたが一番“YELL(叫び)”したいことは何ですか?
Be Yourself !
刘新新〈リュウ・シンシン〉さんの作品「夏の女神の口の中」は、「第七期生修了作品 Bプログラム」にて上映いたします。「第七期生修了作品 Bプログラム」は、3月5日から3日間、横浜の馬車道校舎で上映となっています。また、3月12日から一週間、渋谷のユーロスペースでも上映予定です。お楽しみに!
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